菜畑山――2006.8.12(土)


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■2006.8.17――齊藤 紀久子さんから「菜畑山」レポート。1ポイント進呈します。

●8a-「菜畑山」参加した齊藤紀久子です。
●地味な山というイメージでしたがなかなかどうして、花あり、雨あり、雷あり、虫の大群ありのスリリングな山行となりました。
●昭文社の地図には「菜畑山」に「なばたけうら」とルビが振ってありますが、登山口まで乗ったタクシーの運転手さんは(彼は地元の生まれだそうで)「やま」でも「うら」でもなく『なばたけ』なのだと断言していました。
●今倉山までの登りは、足裏に優しい整備された登山道で、フシグロセンノウ(節黒仙翁)や キンミズヒキ(金水引)、ヒメシャジン(姫沙参)等が彩り良く目に付きました。今倉山頂あたりからは「レンゲショウマ(蓮華升麻)通り」と名付けたいような愉しい稜線歩きになりました。
●しかし、虫の大群に大歓迎された結果、3日間両腕が真っ赤に腫れあがっていました。
●ドラマチックだったのは、菜畑山頂に着くと同時に大粒の雨が降り始め、遠く近く雷鳴が轟き出したことです。コーチから3m〜5mの間隔を開けて歩くようにとの指令がくだり、我々5名は緊張気味に(私は内心ちょっぴりワクワクしていましたが)樹林帯をひたすら下って、無事「道志の湯」に飛び込みました。
●「道志の湯」のメニューは、うどんかカレーぐらいしかなく悩んだ?挙句「冷奴定食」にしたら丼に山盛りのごはんが出てきたので無理に半分に減らしてもらいました。そしたら50円返してくれたのにはビックリ・・・。何だかウレシクなりました。
●私は山行ごとに、満足度を5段階評価しているのですが今回は3.5としました。-1.5の理由はやはり山頂から富士山が見たかったのと、虫達の歓迎ぶりがオーバーだったこと・・・ですね。
●花の種類も前述以外に、トチバニンジン(栃葉人参)、白山風露、黒雲草、ヌスビトハギ(盗人萩)等25種程もあり、「また行きたい山」になりました。


◆糸の会山行[461]――8a

菜畑山
なばたけやま……1,283m
いまくらやま(今倉山)……1,470m
登り12p→稜線14p→下り19p→車道2p……47ポイント
日の出0502、日の入り1839……8.12甲府で

富士急行線・都留市駅から……2006.8.12(土)実施

◆集合
●8.12(土)8:00……JR新宿駅_中央線快速ホーム_前方2両目乗車口

◆ポイント
●今倉山から二十六夜山を越えて芭蕉月待ちの湯へと出るルートを歩いたことがあります。今回は今倉山から菜畑山を経て道志の湯へと下ります。
●真夏の低山ですから、軽く、いい汗をかいて、温泉にドボンという感じでいきましょう。

◆往路
0814新宿始発(ホリデー快速_河口湖1号_河口湖行き)……0950都留市駅
0814新宿→0830三鷹→0844立川→0853八王子→0859高尾→0935大月→0950都留市駅
*タクシーで道坂隧道バス停へ(1台約3,700円)

◆現地行動
1030ごろ_道坂隧道バス停を出発……登り12ポイントを1時間半として
1200ごろ_今倉山……稜線14ポイントを2時間として
1400ごろ_菜畑山……下り19ポイントを2時間として
1600ごろ_国道……車道2ポイントを15分として
1615ごろ_道志の湯
*タクシーで都留市駅へ
*食事は大月にするかもしれません

◆往路参考
●武蔵野線+中央線快速
0704西船橋→0721新松戸→0748南浦和→0805東所沢→0816西国分寺
0827西国分寺→0837立川
●南武線
0736川崎→0748武蔵小杉→0756武蔵溝口→0804登戸→0830立川
●横浜線
0742東神奈川→0817町田→0844八王子

◆費用の目安
JR_新宿→大月……1,280円
*ホリデーパスは2,300円で大月まで有効
富士急行_大月→都留市……450円
タクシー_都留市駅→道坂隧道バス停……1台約3,700円
タクシー_道志の湯→都留市駅……1台約4,500円?
富士急行_都留市→大月……450円

◆電話
●タクシー(都留市駅)
富士急山梨タクシー都留営業所……0554-43-2800
ツルタクシー……0554-43-2349
富士タクシー……0554-43-6106
●入浴(道志)
道志の湯……0554-52-2384……1000-2100(11-3月は1000-2000)_火曜定休_700円_藤野駅へタクシー45分

◆持ち物
★食べ物・飲み物――水筒+行動食+おやつ
夏季日帰り標準セット
●足まわり……運動靴(軽登山靴など)
●行動着……ドライタイプの登山用Tシャツ+長ズボン+長袖シャツ
●雨具……折りたたみ傘+ゴアテックスレインスーツ
●小物……地図+健康保険証コピー+時計+ポケットライト+ダブルストック

◆ルートシミュレーション
*地図は国土地理院1:25,000地形図、東京15号-4(おおむろざん)、甲府3号-2(つる)、を原寸で使用しています。
*シミュレーションマップ上の○印は予定したルートが太い等高線(50m)を横切る地点を中心にした半径50mの円。数字は100m単位の標高です。◇印は山頂から山裾に向かって地図上で計った距離。ごくラフな計り方で500mごとに印をつけてあります。この地図情報の一番簡単な見方は、○印と◇印をどちらも1個(1ポイント)7.5分(2個で15分、8個で1時間)と概算して、山歩きの時間目盛りとする方法です。


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